じゃがたら

「じゃがたら」が好きだ。
江戸アケミという人は、見た目力強く、時には暴力的な言葉を吐き、威圧感を持つ人物で、その吐く言葉からは音楽や映画から影響を受けたであろう言葉が吐かれる。
乱暴に・・・不器用に

しかし、江戸アケミは心が弱く、繊細だったのだろう・・・薬にはしり、最後は浴槽の中で死んだらしい。
精神的にもろい彼は時々唄えない時期もあったという。

彼から出てくる歌は音楽的にはわからないが、思想や生き様が大いに感じられる。

タンゴという曲がある、名曲だ。
「さあ！しっかり狙いを定め笑ったままでおやり」
実に猟奇的だが、人のどこかにあるパンキッシュで、アナーキーな感じをかぶせてくる。
かと思うと

「もう我慢できない」という曲では
「日々の暮らしにはしんぼうが大切だから・・・心のもちようさ」
「ちょっとの裏切りなら水に流せる・・・水に流してしまおう」
「人の愛には打算が・いつも付いて回るものさ・・・心のもちようさ」

このあたりのくだりは生きることへの一生懸命さを感じる。そして繊細な彼の心が垣間見れる。

「つながった世界」では
「今が最高だと転がっていこうぜ！」
と唄い。
最高だと言える様になろうという、最高だと言いたいという
彼の切なさを感じます。

江戸アケミを生で見たかったです。

いつか、彼のような歌が歌えるようになりたい・・・・

彼の歌にはいつも救われています。

心のもちようさ

今が最高だと転がっていこうぜ

さあしっかり狙いを定めて笑ったままでおやり

ありがとうございます。

バンドメンバーもすごい人たちばかり
（次々とメンバーが無くなっていくんですけど）

この演奏が江戸アケミの魂を伝えていく

曲と歌詞の織り成す最高のバンドです。

ファンキーが大好きだなんて笑わすんじゃないぜ！！！

ははは

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